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初代自作油圧クラッチ

油圧クラッチ化へとりあえず完了<素人整備録>DUCATI MHR

ワイヤーから油圧へ換装できました! これで快適なロングツーリングができるはず。 DUCATI MHR 900 油圧クラッチ化の決算報告 2月のバイクオフシーズン中のこと、ネットを徘徊中に見つけたベベルの油圧クラッチ化の記事をきっかけに始まった、冬眠中だったMHR...

2021/03/28

フェンダー加工

  以前から気になっていた配線、これまで見ぬ振りしていたが、先日の支笏湖ツーリングで接触により配線被服が削れているのを目の当たりにして重い腰を上げました。


FRPフェンダーに穴をあける

 FRPに穴を明けるのは簡単なのだが、それに至るまでの準備が面倒でスルーしてきた。手順としては、シート、ライセンスプレート、テールランプ、補強板の順で外さないと、フェンダーに穴を明けたとしても配線が通せない。大変な手間だけど、本日の天気は曇りで日差しが無くて、とても乗る気にはなれない気温なので、ぼちぼち作業を進める。


継ぎ足された配線が美しくないが機能は果たしているので、、


穴を明ける位置を確認して印をつける。


ハンドドリルですぐに穴は開いたが、持っているドリルの最大は10㎜
しかしながら10㎜では配線が通らないので得意のヤスリで12㎜ぐらいまで拡張


配線を通して出来上がり。
グロメットで保護したいところだが手持ちがなかったのでこのまま
タイヤと接触するよりは、ずっと安全だろう。きっと、、

内側は、こんな感じとなったが!




あとの祭りか


画像で見ると配線が擦れていた位置の近くに配線があるではないか!
配線の厚みは画像で見るより薄く処理されているので大丈夫?
もう少し上側に穴を明ければよかったかもしれない。

あとは、走ってからのお楽しみとなった。





















 

2021/03/26

春の支笏湖から恵庭渓谷

 この日は、太陽さんも機嫌がよく気温も上昇、風も穏やかになりました。

 支笏湖で峠の道路情報を聞いて、雪解け水は流れているものの悪くはなさそうなので、峠越えを試みた。

  その情報は、朝の情報であったためか、雪解け水は広範囲にわたり続いていた。


塩カル!

市街地では、もう撒かれてはいないが、峠道はまだまだ凍結防止剤に使われて残っていた。

塩化カルシュウム!



道路に白っぽく見えるのは塩カル!

塩化カルシュウムは、車体に付着してそのままにしておくと金属を腐食させてしまう恐ろしく厄介者だ~(冬の積雪路面では大変お世話になっていますが)

そして、融雪剤の中には、鉄粉も入っている。


雪解け水には、融雪剤の塩や鉄粉が混じっているので帰ったらしっかり洗い流さないと錆が浮いてくる。


まだ閉鎖中だが、多くのライダーが立ち寄るポロピナイ入り口
道路端には砂も多く浮いているので注意
一旦ここでUターン


ポロピの手前にある駐車場に風不死岳(ふっぷうしだけ)が霞んで見える。


MHRとのツーショット、影のMHRもかっこいい❣


いつも止まる撮影ポイントまで戻って
恵庭岳を背景にパチリ


目線を変えれば、風不死岳と樽前山
思ってたより湖面には風があって波立っていた。
良く晴れて凪の時には、湖面が鏡となって綺麗に映る。


写真は、2017.3.27に撮影したものです。

天気が良くて、しばらくこの場所でくつろいでいると
フキノトウを積みに来た老夫婦からの峠情報を入手
このまま、千歳に戻るのをやめて、峠越えとなった。



融雪剤の融けた雪解け水の中を浴びて恵庭渓谷へ



ラルマナイの滝駐車場にて、残雪はあるが道路状況はいい

常設トイレは閉鎖で、仮設トイレもやっぱり閉鎖されていたので
雪に名前を残して帰路となった。


帰宅後は、融雪剤にまみれたMHRを洗い終了


リアの投下装置の配線が接触しているのを発見!

ノーマルフェンダーは、配線を通す穴があるので、同じような処置が必要

また、やることができた。


つづく































2021/03/24

北海道ツーリング2021始動

 例年春が早くなっていいるようで、東京では桜が満開だそうな。

こちら北国北海道ですが、こちらも地球温暖化の影響か、雪が少なく雪解けが進んでいます。


北海道ツーリング2021


我がバイクの冬眠明けは例年通りの3月冬眠明けとなりました。

しかしながら、車庫での作業は暖かかったせいもあって着々と冬眠明けの準備をしていました。


冬眠明けの準備状況です。


燃料キャップのパッキン交換



航空機用のOリングがモ〇タロウさんから到着したので交換します。
以前、買った、フッ素ゴムのOリングよりは太さが足りなく心元なく、よくよく調べたら正に航空機用のOリングが見つかったていたので、ほかの必要品がでるまで待ちの状況でした。¥3,500以上じゃないと送料が¥500も取られちゃう!



航空機専用品なので高額と思いきや142円とお安い!




去年買った物は、フッ素系のOリングは285円でした。



取付のために分解したけど、分解しなくても取り替えられます。

組み立てるのが意外と難儀でした。




ブレーキレバー交換



以前から欲しかったアジャスター付きのブレーキレバーが手に入ったので交換します。
塗装タイプがクラッチレバーと同じだったのでそのまま交換しようと思いましたが。エンド部分に、若干の塗装ハゲがあってマジックで補正?してあるのが気になる。(格安だったので仕方がありませんね)
立ゴケした後のようでいやなので、塗装をはがして補修することとしました。




剥離剤で綺麗に行けると思ったら全くダメでした。



剥離剤を浸けも何の変化なし




サンドペーパーで塗装を剝がしまーす。




仕事の合間で、耐水ペーパーしか無かったのでここまで




ホワイトダイアモンドで磨いて取付完了!

これで遠かったレバーの調整ができるようになりました。




自作の機械式ブレーキスイッチ



油圧スイッチの反応が悪かったので以前作成したもので
調整して移植完了!


クラッチレバーも合わせて塗装を剥がしてピカピカに!



2021初乗り


本日の最高気温予想は8°C



プラグを新品にして、チョーク仕様で始動!




道の駅マオイの丘へ


途中、何台かのライダーとすれ違いマオイに到着しました。

先客は有名なアメリカンバイクが1台のみでした。




キャブのセッティングは、前バンクのエアスクリューを1と3/4戻していい感じでした。

北海道ツーリング2021

今年も安全運転で楽しみます。





追 記

こうかんしたOリングは、サイズダウンして買いなおしました。
伸びて大きくなってダメでした!

これは、ばっちり!

























2021/03/20

デロルトキャブ、100均クリヤーフロートチャンバー

  油圧クラッチの換装がやっと落ち着いたところで、冬眠中のデロルトキャブにガソリンを流したところ、見事なオーバーフローが発生した。去年のシーズン終わりはキャブのセッティングがよかったのでフロートと加速ポンプのダイヤフラムのガソリンを抜いただけで他はバラしていなかったので、油面が変わるはずもないのだが、ウキの動きが悪いのかとプラハンでショック与えても止まらない。仕方なしにフロートを外して油面調整となった。

デロルトの油面調整

 デロルトキャブの油面調整(フロートレベル)は、マニュアルによると「キャブレターのフランジを上にして(要は逆さまにする)フロート後ろ側のピンが軽く触るよう(なんと曖昧)に、フロートチャンバーをたてる。
 フロートと、キャブボディのフランジ面の間が、17.5~18.5㎜あれば良い。」とある。
 フロートゲージなるものが有るが、段ボールでもプラバンでもいいので、17.5㎜コの字と18.5㎜のコの字の切り抜きを作ってフランジに当てて、17.5㎜がフロートにぶつかり、18.5㎜が通過するようにフロートを調整すればOKとなる。
 いずれにせよ調整の結果は、組み立てて燃料を流してからの楽しみになる。

やっぱし、直接目で確認したい!

 ベベルのフロントバンクのキャブの取付は異様に傾いて取り付けてあるので、油面がどうなっているのか、外観目視だけでは不安がある。更に油面が低すぎる場合は、加速ポンプのアトマイザーより下のなってしまうこともある。


デロルトのクリヤーフロートチャンバー(自作)


 デロルトキャブ用のクリヤーフロートチャンバーなるものが、実際に商品としてあるが、非常に高い!素人整備には、とりあえずの間に合わせレベルでいいので、こんなもので確認してみた。


 フロート代わりにDVDのケースの蓋を使用して油面を確認したところ、やはり油面が高すぎてフロート室を超えてしまっていた。
 ウキをいじって油面を調整後、キャブ本体を取り付けてオバーフローをしていないのを確認したが、DVDのケースが大きくキャブ本来の取付角度(傾き)になっていないのでいまいち不満だったので、バージョンアップ版を作成した。





100均クリヤーフロート室の作成

デロルトキャブ用


8cm角のクリヤーケースを仕様(税抜き100円)



フロート部が入る高さにカット



インマニのところをカットして完成!



キャブの傾き具合は取付時と同じくらいになりました。
どうしても、オイルクラーの取り出しが邪魔になります。


ギリぴったりなところで、止まってる!

加速ポンプのアトマイザーがスレスレ
取り付けると、もう少し右に傾くのでいい感じでしょう


リアバンク側のデロルトもついでに確認

リア側は、左右の傾きが無いので確認は簡単です。


 んっ千円もするデロルトキャブ専用のクリヤーフロートチャンバーの代用品として、100均商品のクリヤー容器で作ってみました。
 ある日突然のキャブのオバーフロー、昨日までは問題なかったのに、、、、
 そんな時!この100均クリヤーフロートチャンバーがあれば、簡単に確認できるようになりました。

 キャブも取り付けたので、バッテリーを載せればOK!?

 すんなり?スタートできるかが、楽しみである。


緊急事態宣言解除してもコロナは消えてない!

気を付けましょう!
















 


 

2021/03/19

油圧クラッチ取付完了しました(めでたしめでたし)

祝い! 21式30.0㎜(愛称MV30)デビュー 


本体の取付完了しました。
KAWA33から引き継いだ、取付ボルトと支持ボルト




エアー抜き用の治具を作成
エアー抜きの時、アクリル板に負荷がかからない

38㎜のホールソーでくり抜いた廃材利用
これで、作動ピンを受け止めます。




シャコマンでシリンダーを固定してエア抜き開始

このレリーズの最大の弱点は、取り付ける前にエアー抜きをしなければならないこと


19式の時には、大変悩んで苦労しました。
でも、この治具のおかげで?(多分経験値)スムーズに完了



油圧ホースが、油圧化をアピール(自己満)



21式30.0㎜の作動状況、クラッチの切れは?

19式33.5㎜使用時のままでクラッチレバーを握ったところ
作動量は、余裕で3㎜を超えていました。

過去の経験値から、2㎜作動すればいいので、余裕をもって合格
これで、レバーの調整範囲が広がったはずで、再構成の目的は十分達成できるだろう。
(まだ、実際に走行してが)




これで、MVアグスタの純正クラッチレリーズを使用しての
DUCATI MHR900ベベルの自作油圧クラッチ化再構成は
一段落となりました。



あとは、暖かくなって路面が乾くのを待つだけとなり、


取り敢えずキャブのフロートを元に戻して、ガソリンコックをON!?

ガソリンがボタボタ!

オーバーフロー!!

簡単に止まると思いきや、止まらない!


止まらない!





また、やることができました。


つづく
















2021/03/18

KAWA33がヤフ〇クで出てる!?

  MVアグスタの純正クラッチレリーズを使ってベベルの油圧クラッチ化も大詰めを迎えて、いよいよ組み立てて、MHRに取り付けできるところまで来ました。


 いつものように、ヤフオクをチェックしていると、「ムムッ!?」っと、見たことあるような物が出品されているではありませんか。

 DUCATI MHR 900SS用の油圧クラッチユニット?

 あらまぁ、2年前に私が作ったのとすごく似ている。いい工作機械持っているんだろうなぁ・・・(うらやましい)

 取り付け板を薄くしした分、取付ボルトを工夫している、なるほどその手があったか(感心)スペーサーの処理も考えてあるなぁ。。。。

 でも、私のは、更にバージョンアップ!



どちらも、ハンドメイドのカネ鋸とヤスリで作ったヤツです。



正 面


☆左が初代19式33.5㎜(愛称KAWA33)
途中で、ドカ純正26㎜に変更しようとした跡(穴)あります。

右が2代目21式30.0㎜(愛称MV30)
ピストン部の汚れ防止板が新設されています!
暇に任せて、美しさにも拘っています。




側 面


☆左が初代19式33.5㎜(愛称KAWA33)
スペーサーは、安くて加工が楽なゴム板を使用

右が2代目21式30.0㎜(愛称MV30)
スペーサーは、ちょっと高いが変形がないベーク材を使用



裏 面


☆左が初代19式33.5㎜(愛称KAWA33)
バンジョーが40度でホースの取り回しは後方から

右が2代目21式30.0㎜(愛称MV30)
バンジョーが20度でホースの取り回しは上から



 21式30.0㎜(愛称MV30)は、初代のノウハウを継承しつつ成長している。

 初代作成時は、ネットで諸先輩たちを参考に模索して、更に必要な工具も取り揃えながらだったので随分と時間がかかった。
 コロナの影響で?考える時間と作る時間がたっぷりとあったおかげで、いいものが出来上がった。


2年で約10,000kmの走行使用の末


愛称KAWA33の状態

2年間は、確認のエアー抜きのみで未整備状態だったレリーズは
砂の混じった油でシリンダーは汚れていた。


シリンダーとピストンの状態
汚れがすごくて、ピストンを抜くのが大変だった




ピストンがコケて動いていた痕
思いつく原因は、スペーサーが薄かった分をバネを切って調整したことにより
おそらく、斜めにピストンを支えていたので傾いてしまったと思う。








コロナ禍での不幸中の幸い....

持て余した時間から油圧クラッチの再構成を思いついた。

この19式33.5㎜(愛称KAWA33)で、今シーズンが始まっていたら
おそらく、ツーリング先でトラブルに見舞われていたと思う。


それにしても、KAWA33の兄弟、ちょっと高くね?

私も、ちょっと出品してみようかな、、、

ジャンクなので、アルミ板代と送料くらいでいいのになぁ~