<最新の投稿記事>

初代自作油圧クラッチ

油圧クラッチ化へとりあえず完了<素人整備録>DUCATI MHR

ワイヤーから油圧へ換装できました! これで快適なロングツーリングができるはず。 DUCATI MHR 900 油圧クラッチ化の決算報告 2月のバイクオフシーズン中のこと、ネットを徘徊中に見つけたベベルの油圧クラッチ化の記事をきっかけに始まった、冬眠中だったMHR...

2021/02/28

2021青空ガーレジプレオープン

 2021のバイクシーズンOP!

2月最後の日曜日、気温が上がってプラス5度になりました。
雪解けが進んでいよいよ、北海道にも春がやってくるようです!

2015.2.19

6年前には、2月に乗っていた記録がありました。
今は、そんな根性はありません。


本日、青空ガレージをOP!

シャッターガラガラ~



MHRの油圧クラッチの構成変更

2021最初の作業は、先日仕入れた、MVアグスタの純正クラッチレリーズ取り付け板の製作です。


今回仕入れた材料は、厚さ16㎜で幅75㎜で長さ95㎜のアルミ板(材質不明)
送料込みで510円(100円使用)は安かったのですが、長さを調整しなくてはいけません。
切って残った端材は再利用できてお得だけれど、切らなくてはならない。
(前回使ったアルミ板は、大きさを指定できて720円だった。)



鉄のこでやっつけるしかない

気温5度だけど、体が暖まります!

30分くらい格闘して切断完了しました。



直径38㎜の穴位置のポンチを打って本日の作業は終了




38㎜のホールソーは、明日に届く予定です。
次の作業は、天候と気温次第

4月の乗り出しには、間に合うように作業を進めたい

「は~るよ来い!」と「コロナ収束」を願いつづく





2021/02/25

油圧クラッチ構成部品到着

 MVアグスタの純正クラッチレリーズ

ヤフオクで落札したレリーズが届きました!
送料が商品と同じくらいなので当然?早いです!(60サイズのヤマト便)


MVアグスタ ブルターレ1078RR
2012車で走行距離は約2万キロということ

昨日、情報収集していると、何やらバンジョーボルトの取り付けピッチが年代?によって
違うことが判明した。ねじ山のピッチが1.0と1.25㎜があるということで、手持ちのドカの純正クラッチレリーズ用のエアーブリーダー付きバンジョーは、ピッチ1.0㎜なので、ピッチ1.25㎜だった場合、購入する必要が出てくる。購入するとなれば、激安の密林でも1kは必要となる。ヤフオクで少しだけ値段が高かったけど、バンジョーボルト付があった(年式が古い)もやもやしながら商品の到着を待っていた。



ドカの純正エアブリ付きのバンジョーボルトはP1.0

届いた商品は、P1.0バージョン

これでやっと、7,000円出したクラッチマスターとレリーズのセットの一部が日の目を見ることになった。
さっそく商品の状態と採寸をしてみる。


ピストンを取り出して状態を確認


傷もなく、シールの状態もいい

直径約23㎜ 自由長約18㎜ 線径1.6㎜

スプリング両端の状態が荒れている?
両面なので、これが正常なのかも・・


当然、シリンダーは30㎜


シリンダーの外径は約37㎜


諸々計測して結果
・シリンダー内径は、30㎜で見切り発車で衝動落札したけど大丈夫だった
・シリンダー外径は37㎜なので、新たにクラッチベースを作るのに38㎜ホールソーが必要となる。現行のクラッチベースは、取り付けボルト位置が合えば使えるが、3本すべては合いそうもない。
・シリンダー首下は、15.5㎜だった。現行のカワサキは23.5㎜で10㎜のスペーサーを入れて調整ているので、クラッチベースの厚さが16㎜なので、スペーサー無しで行けそうだが、ピストンの可動範囲によってはスペーサーが必要となるかもしれない。





・バンジョーボルトの長さを確認すると首下23㎜、底突きさせると13㎜なので締め付け範囲は10㎜、2枚パッキンを入れてもバンジョーの厚さが10㎜の物では使えないかも、最悪は2㎜削るか?



早速、図面を作成(以前作った図面を40から38にして修正ただけ)

使ったお金(これ大事)
・クラッチレリーズ(MVアグスタ純正中古部品)¥3,018
・取り付けベース板(アルミ16×75×65)  ¥510

買わなくてはならないもの(これも大事)
・38㎜ホールソー        ¥1,045
・ワッシャ            ¥550(ストックを含め10枚入り)



安物と中古を漁って揃えてもなんだかんだと、5,000円を超えてしまう!

もう失敗は、許されない!

コロナ収束と雪解けを願ってつづく・・・・


 












2021/02/23

油圧クラッチの再構成計画

 自作で油圧クラッチ1万キロノントラブル


MHRのクラッチを油圧化(2019.4)して2シーズンが過ぎて、走行距離は約1万キロメートル、ノントラブルだ!

これと言って不便はないのだが、ほんの少しだけ希望がある。

当たり前だが軽さと引き換えのレバーのストロークが半端ないのである。

少しだけでいいので、レバーについているアジャスターを使えるようにしたい。

コロナで仕事が休業、更に冬季の巣ごもり事情で、ふつふつと湧いてきた油圧クラッチの再構成計画


現在の構成は、マスター側は、ブレンボ13mm、レリーズ側は、カワサキ33.5mm


当初、ブレンボマスター12mmで試みるもストローク不足で、13mmのマスターに交換して現在に至る。正直、13mmでもギリギリで、発進時には、キッチリレバーを握りしめないと、クラッチは完全には切れてくれない様子だ、特に乗り出しのエンジンが冷えている時はそう感じられる。



再構成をするうえで、手持ちのノーマルのレリーズ26mm仕様と考えたが、マスター13mmに対して、レリーズが26mmでは軽さが期待できない。ノーマルドカの構成は、マスター12mmに対して26mmなので、ノーマルよりも重くなるということになる。12mmのマスターは有るが別体式なので、ブレーキマスター(一体式)とのバランスが悪いのでこのまま13mmを使用したい。


重いクラッチの対策として油圧化しているので、重くなってしまったのでは本末転倒、見た目だけになってしまう。そこで、レリーズを探してヤフオクを徘徊するが、ドカ用の社外レリーズは半端なく高い!中古なのに諭吉さん1人では足りない。


クラッチレリーズが純正で30mm


MVアグスタのクラッチレリーズは、30mmらしい・・・
社外広告が、「重いクラッチを軽減する30から32mm」とあるので、きっと純正サイズは30mmだろう。ヤフオクの出品価格も許せる。

これで、構成は、13mmに対して、30mmが出来上がる。

13mm の面積は、6.5×6.5×3.14=132.665㎜2
30mm の面積は、15×15×3.14=706.5㎜2

13mmと組み合わせ    1:5.32544379
12mmと組み合わせ    1:6.25
ノーマル構成(12㎜と26㎜) 1:4.6944…
現在の構成(13㎜と33.5㎜) 1:6.64053254



価格は、1.5Kだけれど、送料が同じくらいで、北国北海道の寒さが身に染みたが、巣ごもりが続いたせいか?衝動的に落札してしまった!前進あるのみ!

パスカルの原理(計算)があっているのかも解らないけど、ノーマルの26㎜を使用するより軽くて、カワサキの33.5㎜より、レバーのストロークは確実に狭く(小さく)なるのは合っているはず。
結局、2年前に落札した、クラッチマスターとクラッチレリーズはまた使用しなくなってしまった。



北海道も、やっと日中の最高気温がプラスとなり始めて雪解けも進んでいる。
いよいよ、外でのガレージ作業もできそうである。MVアグスタの純正クラッチレリーズが届いたら、さっそく計測をして、油圧クラッチの再構成に取り掛かりたい。
コロナの退散、収束を願い、休業巣ごもりはつづく・・・