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初代自作油圧クラッチ

油圧クラッチ化へとりあえず完了<素人整備録>DUCATI MHR

ワイヤーから油圧へ換装できました! これで快適なロングツーリングができるはず。 DUCATI MHR 900 油圧クラッチ化の決算報告 2月のバイクオフシーズン中のこと、ネットを徘徊中に見つけたベベルの油圧クラッチ化の記事をきっかけに始まった、冬眠中だったMHR...

2019/03/25

高く付いたなぁ~クラッチホース<素人整備録>DUCATI MHR 

MHRの油圧クラッチへの換装は大詰め

慌てる乞食は・・・

ブレンボのクラッチマスター13mmをヤフオクで落札、送込みで4,500円
12mmのブレンボマスターとドカのノーマル26mmのクラッチレリーズが
無駄になってしまった。落ち着いたら、ヤフオクに出して少しでも穴埋めをしよう。

同じ轍を踏んで・・・

当然クラッチの油圧化に伴いワイヤーに換わって油圧ホースが必要
ステンレスのメッシュホースにステンレスのバンジョーの組合せで
130cm以上の長さが必要だった。
安く上げようと、ヤフオクを徘徊したあげく、間違って113cmを落札
113cmでも最短の取り回しでも使うことはできたが、
バンジョーアダプターだけを使って、130cmのフィッティングを作ろうと
メッシュホーズとオリーブを購入したけど、
バンジョーはカシメタイプで再利用が不可!


そして、更に手に入れたのが、スウェッジラインのホース

開けてがっかり、カシメじゃないか・・・
ネットでスエッジラインをオリーブでカシメて再利用した記事を参考に


カシメを割ってみたら、こんなの出てきました。
用意したオリーブをセットしてみたけれど、オリーブの穴が小さいというか
入るモノが大きくて入らない。

新品のホースを買った方が安いんじゃない!

 オリーブは使えないので、真鍮のパイプでカシメました。

カシメ具は、非常に高価な工具で、2ヶ所しか使わないので
長ナットを縦半分に割って、7.5mmの穴を空け
8mmの真鍮パイプをサンドイッチにして
万力で方向を変えながら締め付けてできあがり。

できあがりの画像は、寒かったので取り忘れました。


長さ135cmの油圧ホースの値段は?

113cmのグッドリッジ、バンジョー付ホース 3,038円
135cmグッドリッジ、ステンレスメッシュホース 1,550円
45度のバンジョーアダプター 2,160円
スウェッジラインのホース 1,330円
8mm真鍮パイプ、かしめ用の長ナット 598円

合計 8,676円!







追記・雑感
ヤフオクで135cmのブレーキホースがノーブランドで送込み1,200円で出品されていました。現在使用しているMHRのブレーキラインに合わせようとするあまりの出来事でした。最初から予算8,000円でいけば、もっと楽にいけたろうに・・・・
これも、自作の醍醐味なのかねぇ~



 ZEN


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2019/03/23

自作で油圧クラッチ化(マスターシリンダー問題)<素人整備録>DUCATI MHR 

マスターシリンダー取付

レリーズ側のクラッチホースは、何とかごまかして取り付けた。

 現在付いているバンジョーアダプターが20度なので、45度に変えれば大丈夫そうなので、アマゾンに発注した。


バンジョーアダプターって高いんだよね~
痛い出費><



いよいよ、マスターシリンダーを取り付ければできたも同然!?
ちょっと憧れていた、リザバータンクが別タイプのマスター


今付いている、カワサキのクラッチレバーと交換
これもヤフオク、お世話になりました。


簡単に、とりつくはずだったが、トラブル!
レバーが邪魔してにスイッチボックスが元の場所に進まない。

今時のドカのスイッチは、レバーが干渉しないようにえぐれているけど
MHRのスイッチボックスは、角張っているのでだめ~だ~
ワイドフレームのR1は、油圧クラッチだけどどうなっているのか?


スイッチボックスの交換も検討したが、
ライトのオンオフスイッチ付で良いものが見つからなかったので、
力尽くを選択した。

邪魔なモノはどかせばいい!
ロータリーヤスリでガリガリ削って、できあがり!
もう元には戻れない><
落ち着いたら、つや消し黒でペイントしよう。
(やらない公算大だが・・)

エアーが抜けない・・・・!?


レバーをシコシコするにも、なかなか手応えがない!
バンジョーボルトに溜まったエアーがうまく抜けてないことが判明
何とかエアーは抜けたようだった。


完成?したよだったが、ストロークが足りないよう、、、、


 
そして、試乗するために、バラしたキャブを組み立て、タンクを付けてシートを付けて
今シーズン初のキック!あっさりエンジン始動!

クラッチを握って1速にシフトしたらガッツンといやなショック
クラッチが切れてな~い><
ズルズルと前進して、ニュートラルにすることができない。

このあと、ワイヤーに戻して、今更ながらクラッチの切れるタイミングを計測

原始的だが、ワイヤー式で試乗して、
ストレス無くニュートラルが停止した状態で出せるタイミングを計測してみた。

クラッチ板の作動量は、1.5mmくらいだろうか、
最低でもクラッチレリーズはこれ以上動いてくれないと、使い物にならない。
MHRのクラッチ板は、確か8枚なので、それぞれ接せする面は16面?
それぞれ必要な間隔が0.1mm以上だと言うことかなぁ~
遊びとか考慮すると、2.0mmくらい必要みたいだ。

ベストな組合せは?

自作の油圧クラッチ、マスター12、レリーズ33.5の組合せで
レリーズを直接計測してみると、2mm弱は作動していた。
しかし、マスターにハンドルに取り付けると作動範囲はこれより少なくなるので
実際は、1.5mm以上の作動は期待できないだろう。

レバー取付部に下駄を噛ませて作動範囲を稼いでみたが、あまり芳しくはなかった。

レリーズを2mm動かせ!


カワサキ純正のクラッチレリー直径33.5mmを2mm動かすには
12mmマスターで、15.59mmのストロークが必要(俺の計算では)
どうみても、こんなにレバーは動いていないようだ。(残念ながら)

カワサキ純正の14mmのマスターなら、ストロークはたったの11.47
12mmのブレンボに飛びついたのが失敗?

やっぱりブレンボ!

カワサキのマスターならヤフオクで安く手に入ったのだが
どーしてもノーマルの組合せが許せなかったので
ブレンボの13mmを再びヤフオクで落札!
また無駄な出費(12mm)をした><




追記・雑感
今日は久しぶりの休みで、ブログの更新が進む♪

 ZEN


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レリーズ調整(自作で油圧クラッチ化)<素人整備録>DUCATI MHR 

クラッチレリーズ

クラッチレリーズの取付ることができたので、いよいよ車体に取り付けての調整、ここまで順調!
 プッシュロッドを押すレリーズ側の長さは図面上では、ノーマルは26.5mmに対して33~35mmなので、少し長めに作って詰めながら長さを決めていくことにした。
ここで問題が発生、プッシュロッドを受けるレリーズ側のピストンに固定すろことができない。そこで5mmのアルミ板でワッシャーを作成してみた。

平板から○を作るのは中々のめんどい!


ガイドがセリでないように、ロッドに溝と抜け止めワッシャーを作成

ぶっつけ大工ながら廃材を利用して素晴らしい出来映えに自画自賛!


 レリーズ側のプッシュロッドの長さも決まって、いよいよマスターシリンダーを取り付けて、ラインを繋げば完成だ~


バンジョーアダプターの角度が合わない・・・・


  



追記・雑感
 ここまで、2月の気温3度くらいの車庫だったけど、意外と順調に進んでいたが
この先トラブルがつづいた
 
 今朝は、雪が積もって冬に逆戻り、JRもあちこちで雪の影響なのかトラブルで運休が発生している。やっぱりまだ3月なのね~


 ZEN



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2019/03/22

自作油圧クラッチ製作(レリーズ設置)<素人整備録>DUCATI MHR 

DUCATI MHR

自作油圧クラッチ製作

レリーズを取付する方法

 クラッチをワイヤー式から油圧式にするには、クラッチ板のロッドを押すクラッチレリーズを固定しなければならない。
 ベベルのクラッチ油圧化をした諸先輩方の方法は様々であったが、外見のノーマルを追求するには、クラッチカバーの内側に納める方法が適当と決心した。


厚さ16mmのアルミ板を加工して、カワサキのクラッチレリーズを取付る


クラッチレリーズ取付板の作成


 
アルミ板は、ヤフオクで65×75mmにカットしてくれるショップにお願いした。
価格は、送料込みで720円ととても良心的な価格だった。


 このクラッチレリーズを作るためだけではないが、以前から欲しかった小型のボール盤を、これまたヤフオクで落札、5%オフで9,500円を設備投資した。

 早速、アルミ板に直径40mmのホールソーで加工開始、しかし切削抵抗が大きすぎて止まってしまうはめに、、、
 後になって気がついたが、親切心で塗油しながらやったのが良くなかったようだった。
滑って、切れ込んでいかない。アルミや鋳物系は、切削油は使わないと昔に学校で教わったような、、、


 ホールソーを、いつもお世話になっていますヤフオクでデスクサンダーとセットで送込み3,720円で落札した ハンドドリルに装着して、後ろから前から攻め続け格闘


 意外と綺麗に厚さ16mmのアルミ板に直径40mmの孔が見事にくり抜かれた。
 この後は、ディスクサンダーと金ノコで、頑張ったぁ~


 レリーズを固定する、3この穴が予定では、タップでネジを切る予定だったが精度的に無理だと判断して、5mmの貫通となったができあがりは、我ながら想像以上の仕上がりと自己満足


 カワサキ純正のレリーズを取付た。8mmのゴムをスペーサーとして使用
取付ナットに長ネジを使用してストッパーの役目を持たせた。
 加工する手間と調整のしやすさでは良いアイデアだと自画自賛する。


 借り付けをして、ノーマルのレリーズと位置を比べてみる。
 クラッチ板のロッドを作動させる位置は、ピッタリ!

 この後は、車体へ借り組をして、作動させるロッドの調整をして行く。




追記・雑感
本日の最高気温は、2度!
数日前には、10度越えとなって、春がこのまま来るのか?
と、思ったら、やっぱり甘かった、、、


油圧クラッチの、取付を終わって、マオイの丘まで試乗した時の画像です。

よーくみると、クラッチワイヤーが有りません!

わかるかな-?

どーでも良いのかな-?

MHRの油圧クラッチ化の忘備録は、つづく、、、

 ZEN



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2019/03/07

パスカルでたすかる?(自作油圧式クラッチ)<素人整備録>DUCATI MHR 

ワイヤー式から油圧式に自作で変更

DUCATI MHR


MHRのクラッチは重い!

これまで色々な策を講じてきた。

・テフロンワイヤーの使用
・ワイヤーにインジェクターでオイル注入
・ワイヤーの取り回し
・クラッチホルダー交換
・握力の強化?(沢山乗る)

これらの対策により、30年以上前にオーナーになった頃より
MHRのクラッチは、非常に軽い!
1日400km以上のロングツーリングにも
耐えてきたけれど、やっぱり峠道が多かったルートだと
家に着く頃には、クラッチの重さがつらい。

これからもMHRでツーリングを楽しむために頑張ってみた!



ベベル用油圧クラッチ

お金がないので自作で油圧クラッチを作ってみよう!

といっても、ネットで拾ったモノを私なりに解釈して作ったとはいえアイデアをコピーとも言えるモノであります。
参考させてもらった某ショップさんやベベルオーナーさん
あくまでも、自分だけで満足するモノなのでお許し下さい。

☆ 要 件(外せないところ)

 ・ワイヤー式より軽い(当たり前)

 ・安く(お小遣いの範囲)

 ・外観を変えない(何となくノーマル)

 ・失敗したら戻せる(ツーリング先でも戻せる)



☆ 軽い油圧クラッチを作れ

 油圧クラッチの軽さを大きく左右するのが、左手で握るクラッチレバーで作動するマスターシリンダーとクラッチ板を作動させるレリーズの大きさ(直径)の対比によって決まる。
 現行のドカティは、ラジアル式マスターシリンダーが主力となって、マスターシリンダーの径も大きくなっている。ラジアルマスターは高額で、お小遣いの範囲を大きく超えてしまうので除外して考えることにした。
 ノーマルのドカティ横置きのマスターシリンダーでは、
 マスターシリンダーが12~13mmに対して、レリーズは26mmのようだ。
 この組合せでも十分に、ワイヤー式より軽くなると思う。

パスカルの原理でクラッチの重さが変わる。

 パスカルの原理とは、グルって見ると、パスカルって人が流体静力学の基本原則だそうで非常に難しい。「密閉容器中の流体は、その容器の形に関係なく、ある一点に受けた単位面積あたりの圧力をそのままの強さで、流体の他のすべての部分に伝える。」(ウィキペディアを参考)
 応用例を参考にすると、ピストンにかかる力の大きさは面積に比例する。二つのピストンの面積比を2:1大きいピストンは小さいピストンの2倍の力で等しくなる。
 つまり、クラッチレリーズの径が2で、クラッチマスターの径が1とすれば、クラッチを握る力の2倍の力でレリーズを動かすこととなる。
 還暦にして、やっとパスカルの原理を少し理解できた。



DUCATIの場合

 ・マスターシリンダー 直径12mm
   面積は、6×6×3.14=113.04mm2
 ・レリーズ 直径26mm
   面積は、13×13×3.14=530.66mm2
 ・超高価なレリーズ 直径30mm
   面積は、15×15×3.14=706.50mm2
  になる。(違っていたら、算数を誰か教えて下さい。)

 パスカルの原理は、まだよく解っていないけど・・・
  ・ノーマル113.04:530.66=1:4.6944・・・
  ・高いヤツ113.04:706.50=1:6.25

KAWASAKIの場合

  ・マスターシリンダー 直径14mm
   面積は、7×7×3.14=153.86mm2
  ・レリーズ 直径33.5mm
   面積は、16.75×16.75×3.14=880.96625mm2
  になる。(違っていたら、算数を誰か教えて下さい。)

 パスカルの原理は、まだまだよく解っていないけど・・・
  153.86:880.96625=1:5.72576・・・

軽さを求めるとリスクがある。

 折角作るなら軽い奴を求める。
 小さいマスターに大きなレリーズが最強なわけであるが。
 クラッチの軽さの見返りが、切れの悪さにつながる。
 ネットのベベル先輩を参考にすると、12mmのマスターでKawasakiの33.5mmでも行けてる。という記事を読んで、この組み合わせを追及してみる。

パスカルの原理最強の組合せ?

・ブレンボのマスター  直径12mm
  面積は、6×6×3.14=113.04mm2
・カワサキ純正レリーズ 直径33.5mm
  面積は、16.75×16.75×3.14=880.96625mm2
・最強の組合せ
  113.04:880.96625=1:7.7934

使用するクラッチマスターはブレンボを手に入れる。

 高額ではあったが。私のため?ヤフオク出品されていた。(落札)
 

 DUCATI ST2 憧れのタンク別タイプ、マスターシリンダーは、希望の12mm
 おまけに、ノーマルのクラッチレリーズも手に入れることができた。
 Kawasakiのレリーズと組み合わせが悪かったら、この26mmを使用するのも悪くないかもしれない。

クラッチレリーズは、カワサキの純正部品

 ヤフオクには、沢山のカワサキの純正レリーズが出品されている。
 値段は、1,000円からとお手ごろだが、どこも送料が半端ない!
 北海道は、日本じゃないのか?最悪は、離島扱い!
 やっと見つけた、送料込みで1,000円以下

オイルシールの交換と、バンジョーボルトが無いので札幌のバイク屋さんで取り寄せした。ネット通販でも手に入るが、送料を惜しんだ割には、往復60km以上のガソリン代と掛かった時間を考えると、なんだかなーと。


 ・オイルシール   92049-1165 ¥720
 ・バンジョーボルト 92153-0627 ¥170
 ・ワッシャー    49091-0001   ¥160(2枚)



追記・雑感
作業進行と、ブログ掲載が旨くリンクできていません。
忘備録として、この後もつづきます。

 ZEN


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