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初代自作油圧クラッチ

油圧クラッチ化へとりあえず完了<素人整備録>DUCATI MHR

ワイヤーから油圧へ換装できました! これで快適なロングツーリングができるはず。 DUCATI MHR 900 油圧クラッチ化の決算報告 2月のバイクオフシーズン中のこと、ネットを徘徊中に見つけたベベルの油圧クラッチ化の記事をきっかけに始まった、冬眠中だったMHR...

DM860 油圧クラッチ{KAWA335+2取扱説明}

取扱説明書


☆☆☆  KAWA335+2 3種対応プレート ☆☆☆ 

Bolt-on 油圧レリーズ装着 Kit

DUCATI DM860

(MHR900 900SS)

  


ベベルドカティを永く愛し乗り続けるために

そしてロングツーリングを楽しむために作りました。



注意事項

本商品の取扱い車両(バイク)への組付け調整は専門的技術が必要となります。

専門的知識のある方又は、これらの方からの支援を受けて取付けてることをお勧めします。

取付及び使用に関するトラブル等は、すべて使用者様の自己責任となります。


構成品のクラッチレリーズは中古品をOH再利用しています。

作動確認時は問題はありませんでしたが消耗品ですので

オイルシールの交換をお勧めいたします。


本商品は、MHR900(1982)にて作動確認をした後に取外しています。

その後、手入れをしていますが、

(分解はしていません。ヤフオク商品に合わせて訂正いたします。)

装着等に伴う傷が有りますのでご承知ください。





仕 様

・ ボルト・オン(boit-on)

取付取外しはボルト1本、車体への加工必要なし

・ ピストン受け付き

エア抜き時にピストンを押さえる必要なし

・ 3種メーカータイプ対応

KAWASAKI・AGUSTA・DUCATI(車体側の加工必要)






☆☆☆ KAWA335+2 ☆☆☆

取付の要領

その1(取付準備)


ノーマルのワイヤー式のクラッチアームを取り外します。
アームはノックピンで固定されています





支持ポールは取り外します





スペーサ(8㎜パイプ)を入れてから本体をセットします。




本体がエンジン側に極端に倒れていないか確認します。





本商品は実車にて取付作動を確認していますが
個体差で接触している時は擦り合わせして下さい。





支持ポールを取付て長さを調整します。





重要ポイント!

出来るだけ隙間の無いように調整が必要です。

隙間がある場合に作動ロスが発生します。
特に、使用するマスタシリンダの径によっては作動量が少ないので
クラッチの切れ具合に大きく影響します。








その2(車体への取付)


本体をセットして、プッシュロットを取り外した状態で
本体の接触がないか確認する。
隙間があるときは、その1(取付準備)を参考に対処




クラッチホースの取付
(ホースの取廻し決め)





エアー抜き
本商品は、ピストン受けが有りますので
(バイス等で押さえる必要が有りませんが、
必要以上に加圧することは
不具合の原因につながりますのでやめて下さい。)










プッシュロットが当たる位置で作動量を確認
隙間が約5㎜で取り付ければ、最大作動量は5㎜となります。

隙間が大きすぎると組付けたときにピストンが底突きして故障に原因になります。
反対に小さすぎると、クラッチの切れに影響します。

ロッドの長さを調整するか、クラッチ板で調整する必要があります。





その3(作動の確認)

クラッチレバーを数回作動させて油圧を掛けます。
この時、油圧ホースが左右に動く場合は、支持ポールの調整不良です。




簡易点検として

クラッチを作動させた状態で、キックペダルを踏むと
クラッチが切れていれば、クランクせずに空踏み状態になります。



クラッチ板を直接見ながら作動状況を見ることもできます。




エア抜きの仕上げを兼ねて

都市伝説かもしれませんが、
オーリング及び取付の可否を判断を兼ねて一晩寝かせます。









その4(保守点検)


ロットピン等の状態確認のため100km程度走行後に確認をお勧め致します。

作動オイル交換時には、オイルシールの状態点検を併せて行うと安心できます。








3種メーカータイプに対応プレート


KAWASAKIの他に、MVAGUSTA、DUCATI純正ピッチにも対応しています。

各レリーズ、取付ボルト類は、付属していません。

取付は、KAWASAKIと基本的には同じ要領となりますが

DUCATIについては、実車への加工が必要となります。




MV AGUSTA 








DUCATI




」部の切削加工が必要


最後に、本商品の使用については、バイクの構成部品の一部となります。
取付・取扱い・調整不良は、重大事故にも繋がる可能性があります。
軽易に扱うことなく慎重に使用することを心がけてください。


グットバイクライフ!

ベベルよ永遠に!


ZEN


























4 件のコメント:

  1. こんばんは。久しぶりにブログ拝見させて頂きました。以前も油圧クラッチに興味がありましたが、オークションに出品されて居たのですね。再販の予定はありますか?当方も1982のMHRです。宜しくお願い致します。

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    1. コメントありがとうございます。
      82MHRに乗られているんですね!調子はどうですか?
      昨年ヤフオクに出品させていただいた、油圧クラッチキットのパーツは残っているのですが、商品として出すレベルではないので(手渡しが可能な方でしたら差し上げてもいいのですが、、)
      ガレージ作業もやっとできるようになりましたので、必要なベベルオーナーさんがいらっしゃるようですので、趣味レベルの仕上がりですけど作りたいと思います。
      また、当ブログを見られて油圧クラッチを私よりも上手に作成された方もおられますので、挑戦してみるのもよいと思います。
      ベベルの良い情報やご意見が有りましたら、当ブログに遊びに来てください。

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  2. ご返答ありがとうございました。実はMHRは38年前に手に入れて、12年前に再塗装や電気系統のリフレッシュをして乗り始めたのですが、首都圏に住んでいるので渋滞や排気音等で気楽に乗れないため車庫の一番奥になってしまいました。昨年還暦を迎えたのでここで乗らないと一生乗らない(乗れない)と思い、またZEN様の動画にも触発され、車検をとることにしました。排気音は車検用にサイレンチュームもあるので取り合えずコンチと交換してあとはクラッチと考えていました。取り合えずマスター等参考になりましたので集めて行きたいと思います。因みに当方の実家は厄除け大師の近くです。またちょくちょく寄らせて頂きます。

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  3. こんにちわ、実家が隣町だと言うことで。もしかしたら赤城や草木、日光あたりで当時ニヤミスしていたかもしれませんね、当時の溜まり場だった足利のバイク屋も無くなって実家に帰っても寂しくなりました。今月末にユーザー車検を受けますがノーマルマフラーはコンチだと信じて毎回で受けてます、笑(札幌だからかもしれませんが大丈夫です)。では、また暇があった時にでも覗きに来てください。

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