MVアグスタの純正クラッチレリーズを使ってベベルの油圧クラッチ化も大詰めを迎えて、いよいよ組み立てて、MHRに取り付けできるところまで来ました。
いつものように、ヤフオクをチェックしていると、「ムムッ!?」っと、見たことあるような物が出品されているではありませんか。
DUCATI MHR 900SS用の油圧クラッチユニット?
あらまぁ、2年前に私が作ったのとすごく似ている。いい工作機械持っているんだろうなぁ・・・(うらやましい)
取り付け板を薄くしした分、取付ボルトを工夫している、なるほどその手があったか(感心)スペーサーの処理も考えてあるなぁ。。。。
でも、私のは、更にバージョンアップ!
どちらも、ハンドメイドのカネ鋸とヤスリで作ったヤツです。
正 面
☆左が初代19式33.5㎜(愛称KAWA33)
途中で、ドカ純正26㎜に変更しようとした跡(穴)あります。
★右が2代目21式30.0㎜(愛称MV30)
ピストン部の汚れ防止板が新設されています!
暇に任せて、美しさにも拘っています。
側 面
☆左が初代19式33.5㎜(愛称KAWA33)
スペーサーは、安くて加工が楽なゴム板を使用
★右が2代目21式30.0㎜(愛称MV30)
スペーサーは、ちょっと高いが変形がないベーク材を使用
裏 面
☆左が初代19式33.5㎜(愛称KAWA33)
バンジョーが40度でホースの取り回しは後方から
★右が2代目21式30.0㎜(愛称MV30)
バンジョーが20度でホースの取り回しは上から
21式30.0㎜(愛称MV30)は、初代のノウハウを継承しつつ成長している。
初代作成時は、ネットで諸先輩たちを参考に模索して、更に必要な工具も取り揃えながらだったので随分と時間がかかった。
コロナの影響で?考える時間と作る時間がたっぷりとあったおかげで、いいものが出来上がった。
2年で約10,000kmの走行使用の末
愛称KAWA33の状態
2年間は、確認のエアー抜きのみで未整備状態だったレリーズは
砂の混じった油でシリンダーは汚れていた。
シリンダーとピストンの状態
汚れがすごくて、ピストンを抜くのが大変だった
ピストンがコケて動いていた痕
思いつく原因は、スペーサーが薄かった分をバネを切って調整したことにより
おそらく、斜めにピストンを支えていたので傾いてしまったと思う。
コロナ禍での不幸中の幸い....
持て余した時間から油圧クラッチの再構成を思いついた。
この19式33.5㎜(愛称KAWA33)で、今シーズンが始まっていたら
おそらく、ツーリング先でトラブルに見舞われていたと思う。
それにしても、KAWA33の兄弟、ちょっと高くね?
私も、ちょっと出品してみようかな、、、
ジャンクなので、アルミ板代と送料くらいでいいのになぁ~
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