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2025/03/30

ベベルヘッド組み上がるも絶不調!!(負けるな俺!)

 DUCATI MHR

絶不調!

どうする?


ヘッドが組み上がって仕上がりを焦り

キャブは手入れのみ

なんとかアイドリングまで漕ぎ着けたが

アフターファイヤー!!!!!

走って同調なんて程遠い状態

近所の一回りもやっとだ〜

1日中いじくり回してやっとアイドリング

スローアジャスターが怪しい

2次エアー

異常にプラグが焼けるVバンク

訳のわから無いOバンク

もしかしたらヘッドの組み違い

キックが有るから(セルはない)

体力の続く限り始動を試みることができるが

気温が5度で鼻水を垂らしながら

心が折れて・・・・


さて、これからどうするか?

・キャブのOH(真面目に)

・スロースクリューのOリング交換
(2次エアーを吸ってるぽい)

・アイドルスクリューの折れたスプリング交換
(不調の直接の原因ではないと思うが)

・アクセルワイヤーの点検
(違和感があるので)

・ピックアップの配線確認
(エンジンを下ろす時に痛めた可能性も)

・配線ケーブルの接続確認
(接続不良も点火が不安定になることもあった)



F MJ135 PJ65
R MJ140 PJ63


今度の休みにまたトライしますか

負けるな俺!

では、



2025/03/22

DUCATI MHR ヘッドOH(V側)忘備録

 DUCATI MHR

ヘッドOH 忘備録
(Vバンク編)



ライダーの皆さーん!

明けましておめでとうございます!

昨年のシーズン終わりにヘッドOH(O側)

なんとか無事終了したので、V側も

相変わらずのアクシデント発生も

なんとか無事終了?
(まだ、走行テストしていませんが)




2月28日

異常気象!


3月を前にしてこの天気と気温、最高と言って良いだろうか?
(この記事を投稿している3月は、散々雪にやられた後でした)


毎年、雪の降る量は変わら無いのね。



そして、同日V側ヘッドのOH開始を決心した。


キャブなんか外して並べたりして、まだ冷静だった







ベベルのエンジンを落とす!

V側のOH(ヘッドを外す)は、ベベルのエンジンを降ろす必要がある

エンジンマウントの3本中1本の後ろ側ボルトを残して下げれば

ヘッドがフレームに当たらずの作業ができる。

CB250EXは、知恵の輪の様に横からしか降ろすことができない

ことに比べれば楽チン作業なはずだった


先ずは裸にして、前後にスタンドをかまして

Rホイールのシャフトを抜く


マフラーを外して


3本のマウントボルトを緩めて2本を抜く準備

オイルパンにジャッキを掛けボルトの負荷を解く

オルタネータとピックアップの

ハーネスを固定しているタイラップを切ってフリーに


マウント2本を抜いてジャッキを下げると
(この時まだレリーズが外れてい無い、どんだけ物臭な奴)



フレームとピックアップの配線がこのままだと切れる状況



この時点で、ヘッドが外せると思っている無知


外す気満々で、ベベルをポイントマークに合わせる
(これでピストンは上支点のはずだが、O側の時は違っていた)

ヘッドを固定しているナット(4個)を外すが
(O側に比べれば、楽チンに回せる)

4本中1本が供回りして外せ無い状況に!

共周りとは関係なく結果的にこの角度ではヘッドは外せ無かったが

この状況で思考は停止(しばらく放心状態)

エンジンを真下に降ろすしか無いのか?

フロアージャッキがないのでインオペ(OH中止)も、、、頭をよぎる

めんどくさいけどクラッチカバーを外せば大丈夫かも

昨年、クラッチプレートを交換しているので簡単に外せた



そもそも論で、ベベルのエンジンを降ろす時は

クラッチカバー(左側)とジェネレータカバー(右側)を外すのだそうです


無知(怖いもの知らず)で物臭な私は、ピックアップの配線保護のためだけ考えて

クラッチカバー(左側)だけ外してジャッキを下ろすことにした

オイルパンに掛けたパンタジャッキを下げると

ジェネレーターカバーとフレームは

「ギリギリだぁ〜」と思った瞬間に


ジャッキがオイルパンから外れてシリンダー側に着地!


ヘッドの上がスカスカなので作業は楽チン
(O側は、横方向なので力が入れ難かった)



共周りしたスタッドボルト


シリンダーは、しっかり上支点だった


ヘッドのカーボンは、O側に比べれば、かわいい



スタッドボルトを元に戻して

カーボン取りには剥離剤がいい



ヘッドもカーボン除去してバルブの摺り合わせ
(初めてじゃ無い作業なのでスムーズ)


針金ハンガーのSST
(専用のSSTは、ヤフオクで出品)


垂直組み立てなので楽でした


そして、ようやく車庫の外へ出られました。

3月15日


雪が降ってきました〜



3月21日


キャブのOH(掃除)、ハーネスの固定、タンクの取り付け、Eオイル交換


プラグのスパークを確認して、キック、キック、キック・・・・・

O側が、火が入ら無い!


幾度となく、キャブをバラして取り付けを繰り返し

一時はヘッドの組み間違えかと、復活しなければ高い授業料

結論は、PJが薄すぎたのが原因でした。

ケッチン喰らったり、キックアームに脹脛を叩かれ

O側のマフラーもシッカリ焼けて

なんとかアイドリングまで漕ぎ着けましたよ〜

日が落ちて、時間切れとなりました。




まとめ

準備・組立

ベベルのエンジンを降ろす時は、面倒でも左右のカバーを外す。
ジェネ側(右)は、外さずにやりましたが、戻す時に若干噛んだ。

ピックアップ、ジェネレーターのハーネスをフリー
タコメーターのワイヤー、クラッチレリーズを外す。

Rホイールのシャフトを抜く
組み立て時は、チェーンの張りを調整する
Eマウントが微妙に位置ズレしたのか張っていた


キャブ調整

大量のカーボンを除去したので燃焼室の容積が変化?
元々、薄いと感じていたO側のPJ
組立後は、更に薄かったのか失火(火が入らず)



O側  MJ140 PJ63
から PJのみ65へ

V側  MJ130 PJ63
変更なし

ニードルは、どっちもK6(だったか?)に変更




因みに、購入時(ノーマル?)

O側 MJ140 PJ65
V側 MJ135 PJ65




2月28日に始まって、3月21日にとりあえず

シーズン(4月〜)には走り出せそうな状態になった。



キャブのセッテイングだけで済めばいいかなぁと、

では、また遊びに来てください!





















2024/11/27

DUCATI MHR900 ヘッドOH 忘備録 無事終了しました。

 DUCATI MHR

ヘッドOH 忘備録


無事に終了しました。



とりあえずエンジンが始動OK!

ヘッドが組み付いたところで時間切れに続きを

マニホールドの取り付けてキャブ

エキパイを取り付けマフラーの固定・・・

何もかも、屈んでの作業はキツイ




そして、やっとキック!

んっ?!

キックの手(足)応えが違う!

そんな繊細の感覚はないが、上支点を感じる

そして、久々のケッチン

キャブのセッティングが変わったのか当初不安定だったが

いじり回して、エンジンも温まってアイドリング

排気音も、力強くなったような気が


不安だったオイル漏れもなかった。

どんな感じなのか、走りたかったが時間切れで

次回(来シーズン)のお楽しみとなった。




まとめ

ベベルヘッドのOHは、諸先輩方のアドバイス、ネット情報により
時間はかかったが素人整備でも出来た。

購入品(必需品)

Oリング:ヘッド用大・小各1個交換  約¥500
バルブステムシール:IN・EX各1個交換  ¥1,650
各ガスケット:0.5mm(汎用)をカット作成  約¥1,000
バルブ摺り合わせ:バルブラッパー(タコ棒)コンパウンド  約¥850
ヘッドナットレンチ      ¥2,300

必要・あったらいいな工具

トルクレンチ(必需品)
汚れ、カーボン落とし等 パーツクリーナー、剥離剤
ロッカーアームツール
シャフトを抜くのに便利
ボルトとちょうナットで自作できそう

クローズ側の組み立てにあったら便利だが
シムを外す時は使いずらく
外し専用なら自作できそうなので売却



何度か部品を落として探しまくったので良い環境
(車庫をにガレージマットが欲しい)

そして、最後には、やる気と時間


シーズン明けには、V側をやりたい


今シーズン、遊びに来てくれた皆さん

また、来シーズンもよろしくお願いします。



では、おやすみなさいzzzzzzzzzzz




2024/11/19

DUCATI MHR 900 ベベルヘッドOH バルブ摺り合わせ

 DUCATI MHR 900

ヘッドOH 忘備録

バルブ摺り合わせ

バルブをボール盤に咥えて磨くも何処までやっていいのか
加減がわからず綺麗になら無い
シールとの接触面は、EX側のカーボンが取れ無い
耐水ペーパーで削ってしまいたいが、、、


切れてしまったガスケットを切り出す
純正品もまだ手に入るが、当然手間はかかるが安い


カーボン落としに、塗装の剥離剤がいいとアドバイス有り使って
真鍮ブラシでここまで来たが、落とし切れ無い


人生初のバルブ摺り合わせ

タコ棒をスリスリすると、最初はジョリジョリするが
抵抗が無くなってくるので離して、広がったコンパウンドを
擦り合わさる面に戻してを繰り返す


バルブコンパウンドは、細目を使用


摺り合わせの状態を光明丹を使って確認する様だが
持ってい無いので、合わせ面の状態を見て判断
バルブコンパウンドの後にホワイトダイヤモンドで仕上げ


黒かった当たり面もまともな状態に?
当たり面(帯)が均一になった
これ以上やると、ロッカーアームのクリアランスに影響しそう
減っていくって事は、クローズとオープンの両方のシム調整が必要になると思う


両方のバルブを入れて、ロッカーアームの取り付け
本来なら、この状態で状態確認(漏れ)するところなのだろうが
ひどい状態からここまで綺麗にすれば、多少なりとも良くなっているハズだろう


この後、夕暮れの暗い車庫の中でシリンダーにヘッドを組み付けた
暗がりの中でやったせいもあってヘッドが上手く合わさらず苦労
おそらく、オイルラインの小さいほうが合っていなかったか
ズレたまま、途中までナットを締め込んでしまったので一抹の不安が残る
再度、ナットを緩めてやり直して
最終的には、スッーとシリンダーとヘッドが合わさったので大丈夫か?
オイルが漏れなければ大丈夫だったって事で、ダメならやり直しすればいいか




追記

ヘッドを組み付ける際に、ベベルシャフトの腰下との結合は
腰下は、分解した時の状態のままにしておいたので
(本来ならピストンのカーボンも取りたかったが)
ヘッドも元の状態(合マーク)にして組み付けた




締め付けトルクは、規定4kgなのだが、4本中のベベルギヤの上のナットが締めにくい
フレームとベベルの頭の狭い隙間でストロークが短い

準備した3種類のOリング、ベベルチューブのOリングは細くて使えなかった
5個も入ってお得と思ったが残念!

後は、ヘッドカバーとキャブをつければ良いだけなのだが

本日、車庫前にも雪が積もる季節となって
暖房の無い車庫での作業は限界が近い

では、また



2024/11/10

DUCATI MHR 900 ベベルのヘッドOH 忘備録

 DUCATI MHR900

ベベルヘッドOH

忘備録


事は白煙から始まり

EX側のバルブステムシールを交換したがモヤモヤが収まらない

(MHRも自分の気持ちも)

IN側をやるには、裏技でヘッドを外さなくても出来るみたいだが
失敗した時の代償は、結局ヘッドを外さなくてはならなくなるので
腹を決めた


ヘッドナットを外す前に

シリンダーヘッドトルクレンチが必要

ベベルのヘッドナットをは通常レンチがセットできない

マニュアルの挿絵は、フラットなスパナになっているが

ナット回りの隙間が狭い、更に厚さ薄いレンチじゃないとダメ

仮にオープンスパナで外せたとしてもトルク管理ができない

ブリッツさんは、品切れ><

その場しのぎのSST作成

KTC ボールジョイントロックナットレンチ
用途は違うようだが強度は十分そうで
なんと言ってもKTC工具!

そのままでは使えなかったので隙間に合わせて加工


ギリギリセットできるまで削って合わせた
とりあえず、ナットが緩むか確認してOKだった


ヘッド周りを外してフリーにする

エキパイを外す。
リアバンクなら、フランジを外してH管を繋いでいる
13mmを緩めれば外れるけれど、フロントは外せない
結局H管を緩めて、右のマフラーも外さなければならない。

デロルトキャブを外す。
ついでにキャブもバラしたいところだが
ヘッドが組み上がったところで、試運転をしたいので
燃料パイプを外しすがワイヤーはそのままにしておく。

ベベルギヤカバーを外す。
タコメーターのケーブルがつながっているので
カバーごと外す。

カムカバーを外す。
ヘッドを外す際にピストンが上支点で外したほうがいい?
ベベルのアイマークを合わせるらしいのだが良く判らないので
バルブがEX、INの両方が閉じたところにする
正しいかどうか判らないけど




素人整備は未知の領域へ

ヘッドナットが緩まなかったら、スタッドボルトが回ってしまったら
ドキドキしながら緩め、ヘッドを揺すると動くけど抜けてこない
ベベルチューブが抜けてこないようなのでプラハンで叩いて徐々に引き抜く   
ナットの厚み分のクリアランスがないので
途中まで引き抜いてからナットを更に緩めての繰り返し

ヘッド外し成功!



シリンダーはこんな感じ

あれ?上支点じゃなかった





マニホールドを外した
オイルクーラー用のインシュレータ
ガスケットシートは作り直さなくちゃダメか



IN側のステムシール
こいつ一つを交換するためだけど
他にやることがいっぱい増えてきている


分厚いカーボン!?


ちょっと擦ったけどヤバイ〜


ヤフオクでゲットしたSST
活躍中!


IN側のロッカーアーム???
なぜかシムが片側3枚で反対なし?!
カタカタ左右に動く


新車からなのか?
もう走行8万キロだけど



EX側をやった時に落ちてきたシム1枚はIN側用?


INとEXが訳わからんようになら無い様に


バルブ!


バルブ!


EX側はひどい状態

こんな状態で乗ってたんだ〜



当分は、汚れ落としだなぁ


つづく・・・・・・・・