エンジンオイルを冷やしてくれ!
DUCATI MHR
北海道でも最近は、異常気象のせいで
真夏は酷暑!
そんな夏にL型空冷のMHRは、夏ばてする。
特に、私のMHRは、Fバンクのバルブシートがよろしくないらしく
夏場のツーリングの帰り道は、オイルもくたびれるらしく
オイル下がり現象が発生!
右のコンチマフラーから白煙がホワホワっと出てくる。
先輩の言うことにゃ
マフラーからの白煙は、
アイドリングの時に出るのは、バルブ関連
走行中に出る時は、ピストンリング関連
だそうで、修理するにはどのみちショップにお願いするしか無く
大勢の諭吉様が必要になる。
幸い?
まだ、症状はツーリングで走り込んでオイルがかなり
ヒートした頃に出るようなので、
使うオイル対策をすれば納まるみたいだが。
<エンジンオイルを積極的に冷やせ!>
空冷のMHRのオイルパンは巨大で、容量が4.5L
いったん暖まってしまったら、中々冷めない。
油温計が欲しいところだが、計れたとしても何の手立てもないが。
ヤフオクで、MHR(ベベル)用のオイルクーラーを探すが、
MHRの解体で何度か出品されるが
どうもにも、入札者が多く高額な価格となってしまう。
そして、ある日のこと
MHR用のオイルクーラーの出品あり。
今回は、解体ショップじゃなくて個人出品
高額が予想されるが、
自分の限度額で入札して放置
なんと落札メール!
今回は、メーカーが不明と言うことで、入札者も少なかったようだ
きっと欲しい人は、前回のモノを落札したのかな?
MHRに欲しかったオイルクーラーの取付
同じMHRからの取り外したパーツなので
取付ステーだけを加工してポン付けできた。
ここで問題が発生!
ノーマルのオイルフィルター |
MHRのフロント側のデロルトキャブレターの
取付角度は地面に対して垂直じゃない。
キャブレターの油面を考えると、できるだけ垂直になるようにしたいが
ノーマル時でも悩むところ。
|
オイルクーラー取り出し有り |
オイルの取り出しを付けたらキャブのフロートが接触してしまうので
キャブの傾きが異常になってしまった。
<デロルトキャブレターの取付を修正>
キャブレターそのものを高くすれば、オイル取り出しから離れる
そうなれば、キャブレターは、元の角度になるはずだ。
そこで、素人整備士は、
インマニホールドをガスケットを厚くして上げることにした。
アルミ板を手仕上げで切り出して作成(中央)
35年前にベークライトで作ったガスケットと
今回作ったアルミのガスケット
あわせて約15mmになった。
これ以上厚くすると、取付ボルトが締められなくなる。
デロルトキャブレターとオイルの取り出しの良好な関係
そして、また問題発生!
アンダーカウルの中ににオイルクーラーが納まらない。
アンダーカウルの内側が接触してしまうので切り取る。
けっこう大胆にのこぎりで、ギコギコと切った。
オイルクーラーの取付は無事終了した。
取付後の効果は、何となく有るのかな~って感じ
手で触ると暖かいのでオイルが回っているのが確認できる。
どれだけ冷やしているのかは不明だ。
油温計がやっぱり欲しいところだ。
<<< 素 人 整 備 録 >>>
追記・雑感
正直、このオイルクーラーの効果は気休め程度かと思ったりして、
春先は、ガムテープを貼っているけど、冷たいまま
気温10℃ぐらいだからしかたがない?
このオイルクーラーのエレメントは
スズキのグラストラッカー用を若干加工して入れています。
60×32 エクセルBSOー93(MonotaROで¥463)
ZEN
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