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初代自作油圧クラッチ

油圧クラッチ化へとりあえず完了<素人整備録>DUCATI MHR

ワイヤーから油圧へ換装できました! これで快適なロングツーリングができるはず。 DUCATI MHR 900 油圧クラッチ化の決算報告 2月のバイクオフシーズン中のこと、ネットを徘徊中に見つけたベベルの油圧クラッチ化の記事をきっかけに始まった、冬眠中だったMHR...

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2021/03/19

油圧クラッチ取付完了しました(めでたしめでたし)

祝い! 21式30.0㎜(愛称MV30)デビュー 


本体の取付完了しました。
KAWA33から引き継いだ、取付ボルトと支持ボルト




エアー抜き用の治具を作成
エアー抜きの時、アクリル板に負荷がかからない

38㎜のホールソーでくり抜いた廃材利用
これで、作動ピンを受け止めます。




シャコマンでシリンダーを固定してエア抜き開始

このレリーズの最大の弱点は、取り付ける前にエアー抜きをしなければならないこと


19式の時には、大変悩んで苦労しました。
でも、この治具のおかげで?(多分経験値)スムーズに完了



油圧ホースが、油圧化をアピール(自己満)



21式30.0㎜の作動状況、クラッチの切れは?

19式33.5㎜使用時のままでクラッチレバーを握ったところ
作動量は、余裕で3㎜を超えていました。

過去の経験値から、2㎜作動すればいいので、余裕をもって合格
これで、レバーの調整範囲が広がったはずで、再構成の目的は十分達成できるだろう。
(まだ、実際に走行してが)




これで、MVアグスタの純正クラッチレリーズを使用しての
DUCATI MHR900ベベルの自作油圧クラッチ化再構成は
一段落となりました。



あとは、暖かくなって路面が乾くのを待つだけとなり、


取り敢えずキャブのフロートを元に戻して、ガソリンコックをON!?

ガソリンがボタボタ!

オーバーフロー!!

簡単に止まると思いきや、止まらない!


止まらない!





また、やることができました。


つづく
















2021/03/18

KAWA33がヤフ〇クで出てる!?

  MVアグスタの純正クラッチレリーズを使ってベベルの油圧クラッチ化も大詰めを迎えて、いよいよ組み立てて、MHRに取り付けできるところまで来ました。


 いつものように、ヤフオクをチェックしていると、「ムムッ!?」っと、見たことあるような物が出品されているではありませんか。

 DUCATI MHR 900SS用の油圧クラッチユニット?

 あらまぁ、2年前に私が作ったのとすごく似ている。いい工作機械持っているんだろうなぁ・・・(うらやましい)

 取り付け板を薄くしした分、取付ボルトを工夫している、なるほどその手があったか(感心)スペーサーの処理も考えてあるなぁ。。。。

 でも、私のは、更にバージョンアップ!



どちらも、ハンドメイドのカネ鋸とヤスリで作ったヤツです。



正 面


☆左が初代19式33.5㎜(愛称KAWA33)
途中で、ドカ純正26㎜に変更しようとした跡(穴)あります。

右が2代目21式30.0㎜(愛称MV30)
ピストン部の汚れ防止板が新設されています!
暇に任せて、美しさにも拘っています。




側 面


☆左が初代19式33.5㎜(愛称KAWA33)
スペーサーは、安くて加工が楽なゴム板を使用

右が2代目21式30.0㎜(愛称MV30)
スペーサーは、ちょっと高いが変形がないベーク材を使用



裏 面


☆左が初代19式33.5㎜(愛称KAWA33)
バンジョーが40度でホースの取り回しは後方から

右が2代目21式30.0㎜(愛称MV30)
バンジョーが20度でホースの取り回しは上から



 21式30.0㎜(愛称MV30)は、初代のノウハウを継承しつつ成長している。

 初代作成時は、ネットで諸先輩たちを参考に模索して、更に必要な工具も取り揃えながらだったので随分と時間がかかった。
 コロナの影響で?考える時間と作る時間がたっぷりとあったおかげで、いいものが出来上がった。


2年で約10,000kmの走行使用の末


愛称KAWA33の状態

2年間は、確認のエアー抜きのみで未整備状態だったレリーズは
砂の混じった油でシリンダーは汚れていた。


シリンダーとピストンの状態
汚れがすごくて、ピストンを抜くのが大変だった




ピストンがコケて動いていた痕
思いつく原因は、スペーサーが薄かった分をバネを切って調整したことにより
おそらく、斜めにピストンを支えていたので傾いてしまったと思う。








コロナ禍での不幸中の幸い....

持て余した時間から油圧クラッチの再構成を思いついた。

この19式33.5㎜(愛称KAWA33)で、今シーズンが始まっていたら
おそらく、ツーリング先でトラブルに見舞われていたと思う。


それにしても、KAWA33の兄弟、ちょっと高くね?

私も、ちょっと出品してみようかな、、、

ジャンクなので、アルミ板代と送料くらいでいいのになぁ~






























2021/03/17

自作油圧クラッチ構成部品が揃いました!

 DUCATI MHR900

機械式から油圧式クラッチ変更

構成部品がやっと揃いました!

ざっと掛かったお金を計算してみたら8,000円を超えていました!
手持ちの在庫品を使用しているのと、購入品の一部しか使用していないので
実際は、5,000円くらいかなと思います。


並べてみると、我ながら良くできたと、自画自賛!



以下、私が育てた構成品くん達です。



・クラッチレリーズ 
MVAgusuta純正30㎜(中古品ヤフオク)¥3,018

・作動ロットピン
 8㎜アルミ杭8㎜×41㎜(廃材利用)¥0

・バンジョーアダプター
ステンレス20度(保有品)¥2,368

・銅ワッシャー
1.5㎜厚×2個 ¥600(7個入)

・エアーブリーダー付バンジョーボルト
DUCATI純正品(保有品)¥0

・スペーサー
ベークザ材5㎜ ¥835(200×100×5)

・保護版
アクリル板2㎜ ¥285(160×180×2)

・本体取り付けボルト
六角穴付きボタンボルト(6㎜×45)×3本 ¥318(4本入)
ナイロン製平ワッシャー×3枚 ¥110(20枚入)
平ワッシャー及びナット(保有品) ¥0

・取付板(本体)
16㎜アルミ板 ¥510

・本体取り付けボルト
8㎜×65(再利用) ¥0

・グロメット
9㎜ ¥165(6個入)

・クラッチアーム穴の目隠し
16㎜アルミ板(廃材利用) ¥0


  


春が来る前に、早く組付けてあげましょう。



願う!

緊急事態宣言解除!

コロナ退散!





 



2021/03/08

クラッチベース擦り合わせ取り付け(自作で油圧クラッチ化)

 べベル油圧クラッチ化の進み具合は~

MVアグスタのクラッチレリーズを使ってのべベル油圧クラッチ化は、ドカ雪に見舞われて少し停滞気味です。

取り付けたら、全く見えなくなるところですが、暇に任せて磨いてみました!



下地は、耐水ペーパー#1000で処理しましたが、
画像で見ると、まだ結構傷が残っています。


せっかくなので傷防止に養成テープで保護







MHRの実車(現物)との擦り合わせ開始!





ガレージの中をかたずけて、MHRをやっと壁から離して
クラッチカバーを開けました。


去年の4月の車検前に掃除したきりだったので汚れています。


クラッチレリーズのシリンダー内にも砂等が溜まっていました。
やはり、カバーが無いので小まめに手入れをしないとだめですな

そこで今作成中の、MV用にはアクリル板で保護しようと思って
急遽、2㎜のアクリル板を取り寄せることに、またお金が出ます。
今ついているのは、CDケースで作ったもの(これでもいいかも)


MV用の仮付け完了!
いきなりの完了画像ですが、組ヤスリのみの擦り合わせは大変でした。
せっかくコンプレッサーを昨年、手に入れたのですから
エアーリュターなんぞの文明の利器があれば、ピューっと
不要部分を削って合わせることができるのですが
この後、いつ使うかもしれないツールに投資はできませんでした。
あれば大変便利なんですけどね。


横から見るとこんな感じです。
ドカの純正レリーズ(26㎜)を使用すると
カバーのヒレが当たるので少し削れなければなりませんが
カワサキ純正(33.5)では、加工なしで大丈夫でした。


MV純正(30㎜)は、ベース板に直付けなら全く問題なしなのですが


ピストンが作動する量に余裕が欲しいので
5㎜のスペーサーを噛ませて取り付けることに変更しました。


画像で見る限り、5㎜のスペーサーを入れても大丈夫そう
スペーサーには、ベークライト板を使用するため、またお金がでます。







材料等の調達中


3月に入って、ドカ雪が降りましたが、北海道にも春が着実にやってきています。
連日、日中には、プラス気温の日が続いて雪融けが進んでいます。

自作の油圧クラッチ再構成は、若干の仕様変更のための材料等を注文中

スペーサー  →  ベーク板(200×100×5)¥835
カバー   →  アクリル板(180×160×2)¥285
取付ボルト3本 → 六角穴付きボルト(M6×45)\318(4本入)


本日、発送されたので、木曜日くらいには届くでしょう







コロナの収束を願います。





つづく





























2021/03/05

MVクラッチレリーズ用の穴掘り再開

3月のドカ雪!! 


青空ガレージは雪に閉ざされた~



会社に除雪の応援行ってきました~
吹き溜まりが凄くて、全てが雪に埋まってしまった状態!



そして、気温が急上昇!


ガレージ(物置)の前だけ除雪して、作業開始です。

クラッチの取付位置が壁側なのでMHRの向きを反転したかったのですが
雪が邪魔して、外に出せない。


穴あけの位置をサインペンでマーキング


クラッチレリーズ固定用のM6×1用の5㎜ドリルで


続いて、ベース本体取付用のM8×1.25用の6.5㎜ドリルで
(M8の下穴は6.7㎜なのだが持っていないので)


M8のタップを立てまーす
タップ回しが壊れているので、モンキーレンチで代用


この後に、M6を3個タップを立てて本日の作業は終了



ここまで来たら、完成も近いが残念ながら、、、?

明日は、仕事が入ったので作業はできない。

週明けには、気温が再び上昇するので雪融けが進むだろうから

いよいよ、MHRを外に出して向きを変えて、現物とのすり合わせができる。


もうドカ雪は勘弁してもらいたい!

コロナも勘弁してもらいたい!







2021/03/01

MVアグスタ純正クラッチレリーズの入る穴

 クラッチベース板の製作

MVアグスタの純正クラッチレリーズ(30㎜)を取り付けるために

厚さ16㎜のアルミ板に直径38㎜の穴をあける。

通常のドリルでは、非常に高価、そもそもそんなデカいボール盤は家になく無理なので

前回同様に、ホールソーでアルミ板を加工する。


注文していた38㎜のホールソーが本日届きました。

予定していた密林は口コミが微妙なのでやめて、ヤホーに注文
送込み1,450円の商品を購入しました。

前回の40㎜の時に使って、切れ味抜群で耐久性がよかった同じブランド

いつもの「安物買いの銭失い」とは、なりたくなかったのでこっちを選んだ。



午後からの天候が悪くなる予報なのでその前に作業開始
気温は、プラス2度で、日差しは期待でそうもないくらい雲が低い


ホールソーの切れ味は抜群だけれど欲張って力を入れすぎると止まってしまう
小型の卓上ボール盤ではパワー不足もあるが、ホールソーが壊れるよりはいいだろう

ホールソーの切れ具合を確認しながら切削していく
片側からだけだと深すぎて抵抗が増えるので半分切削(8㎜)して
反転して半分切削して両面から攻める!

そもそも、8㎜厚の材の加工でも限界越えなのに、よく切れる!


何度か負荷を掛けすぎて止まるを繰り返して
見事に38㎜の穴が貫通!

少しだけ高かったけど、ヤホーの38㎜にしてよかった!

前回は、ホールソーが初めてのだったので力任せで、最終的にはボール盤から
ハンドドリルで無理やり貫通させるなど、トラブル続きだったけど
今回は、経験を生かしてスムーズにできた。


まだ雪は降ってきそうもないので、続いて不要部分のカット準備
できるだけ穴と穴の間を狭くして空けて、残ったところを糸鋸で繋ぐ
アルミ材なので、木工工作用の糸鋸でも大丈夫


やすりで、粗削りをして、本日の外作業は終了
霙が降ってきた~


家の中に避難して、MVのレリーズに合わせてみた。
取り付けネジ位置も大丈夫そうである。
後は、ホースの取り回しを確認してから位置決め穴加工する


ホールソーで開けた穴の大きさもいい感じである


レリーズの首下は、出っ張ることもなくいい感じ
スペーサーも必要ないかもしれない。







作業は順調!


作業時間と考える時間が余るほどあるせいか?焦りがない?
ほとんど同じものを作っているせいもあるかも。

明日、あさって、天気予報では、最高気温はマイナスで天候も悪い
そして、明日は、健康診断の2次検診なので
次の作業は、週末になりそうである。

春は、もうすぐ!

コロナ収束と、2次検診が異常のないことを願い

つづく
























2021/02/28

2021青空ガーレジプレオープン

 2021のバイクシーズンOP!

2月最後の日曜日、気温が上がってプラス5度になりました。
雪解けが進んでいよいよ、北海道にも春がやってくるようです!

2015.2.19

6年前には、2月に乗っていた記録がありました。
今は、そんな根性はありません。


本日、青空ガレージをOP!

シャッターガラガラ~



MHRの油圧クラッチの構成変更

2021最初の作業は、先日仕入れた、MVアグスタの純正クラッチレリーズ取り付け板の製作です。


今回仕入れた材料は、厚さ16㎜で幅75㎜で長さ95㎜のアルミ板(材質不明)
送料込みで510円(100円使用)は安かったのですが、長さを調整しなくてはいけません。
切って残った端材は再利用できてお得だけれど、切らなくてはならない。
(前回使ったアルミ板は、大きさを指定できて720円だった。)



鉄のこでやっつけるしかない

気温5度だけど、体が暖まります!

30分くらい格闘して切断完了しました。



直径38㎜の穴位置のポンチを打って本日の作業は終了




38㎜のホールソーは、明日に届く予定です。
次の作業は、天候と気温次第

4月の乗り出しには、間に合うように作業を進めたい

「は~るよ来い!」と「コロナ収束」を願いつづく





2021/02/25

油圧クラッチ構成部品到着

 MVアグスタの純正クラッチレリーズ

ヤフオクで落札したレリーズが届きました!
送料が商品と同じくらいなので当然?早いです!(60サイズのヤマト便)


MVアグスタ ブルターレ1078RR
2012車で走行距離は約2万キロということ

昨日、情報収集していると、何やらバンジョーボルトの取り付けピッチが年代?によって
違うことが判明した。ねじ山のピッチが1.0と1.25㎜があるということで、手持ちのドカの純正クラッチレリーズ用のエアーブリーダー付きバンジョーは、ピッチ1.0㎜なので、ピッチ1.25㎜だった場合、購入する必要が出てくる。購入するとなれば、激安の密林でも1kは必要となる。ヤフオクで少しだけ値段が高かったけど、バンジョーボルト付があった(年式が古い)もやもやしながら商品の到着を待っていた。



ドカの純正エアブリ付きのバンジョーボルトはP1.0

届いた商品は、P1.0バージョン

これでやっと、7,000円出したクラッチマスターとレリーズのセットの一部が日の目を見ることになった。
さっそく商品の状態と採寸をしてみる。


ピストンを取り出して状態を確認


傷もなく、シールの状態もいい

直径約23㎜ 自由長約18㎜ 線径1.6㎜

スプリング両端の状態が荒れている?
両面なので、これが正常なのかも・・


当然、シリンダーは30㎜


シリンダーの外径は約37㎜


諸々計測して結果
・シリンダー内径は、30㎜で見切り発車で衝動落札したけど大丈夫だった
・シリンダー外径は37㎜なので、新たにクラッチベースを作るのに38㎜ホールソーが必要となる。現行のクラッチベースは、取り付けボルト位置が合えば使えるが、3本すべては合いそうもない。
・シリンダー首下は、15.5㎜だった。現行のカワサキは23.5㎜で10㎜のスペーサーを入れて調整ているので、クラッチベースの厚さが16㎜なので、スペーサー無しで行けそうだが、ピストンの可動範囲によってはスペーサーが必要となるかもしれない。





・バンジョーボルトの長さを確認すると首下23㎜、底突きさせると13㎜なので締め付け範囲は10㎜、2枚パッキンを入れてもバンジョーの厚さが10㎜の物では使えないかも、最悪は2㎜削るか?



早速、図面を作成(以前作った図面を40から38にして修正ただけ)

使ったお金(これ大事)
・クラッチレリーズ(MVアグスタ純正中古部品)¥3,018
・取り付けベース板(アルミ16×75×65)  ¥510

買わなくてはならないもの(これも大事)
・38㎜ホールソー        ¥1,045
・ワッシャ            ¥550(ストックを含め10枚入り)



安物と中古を漁って揃えてもなんだかんだと、5,000円を超えてしまう!

もう失敗は、許されない!

コロナ収束と雪解けを願ってつづく・・・・