DUCATI MHR
クラッチプレート交換
忘備録
ハウジングを外すにはSSTがいる
カバーが外れれば、クラッチプレートを交換するのは簡単で
当初の目的は達成するのだが
この際なので、ギアチェンジのリターンスプリングも交換したい。
ここ何年もニュートラルランプが点灯していない
さして不便は感じていないが、
ニュートラルランプのスイッチを作動させるカムが
ニュートラルになっても作動位置に来ない
mhrを所有して実走行7万キロは超えているので
リターンスプリングが弱っている可能性があるので交換したい
ロックナットは、M20✖︎1
その為には、クラッチバスケットを外さないと交換できない
ロックナットを外すには、30mmのボックスが必要
幸いにも、職場の工具にあったのでお借りした。
アウターとインナーを固定する自作SST
取り外したプレートを合体
これだけでは、回ってしまうので
フライホイールギヤにブレーキレバーを噛ませて
当初は、エアーインパクトでトライするもびくともせず。
独り作業なので、ボックスが外れないように注意して
パイプに力を加えるが周り出さない!
工具が曲がったかと焦ったが緩み出した。
まとめ
オーバートルクの代償
サービスマニュアルによれば
ロックナットの締め付けトルクは10kg/m
規定トルクが示されているってことは守れってこと!
2つのベアリングの間にはカラーは無く
(後に、取り外したところ2つのベアリング間は隙間はなかったので
規定トルクによる締め付けであれば破損は無かった?)
締め付けの力は、ベアリングに掛かる。
ハウジングの段差のバリを取っていたところベアリングの異変に気がついた。
リターンスプリングを交換しようと思わなければ
全く気がつかなかった(不幸中の幸い)
ロックナットの傷もすごいがワッシャも酷い!
ベアリングが全く回っていなかった影響だろう
ニュートラルの時は、シャフト面を直接摺動していたのだろうか?
ベアリング:純正部品あり(規格品もあり)
ロックナット:純正部品欠品
ロックワッシャ:純正備品あり
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