DUCATI MHR 900
ヘッドOH 忘備録
バルブ摺り合わせ
バルブをボール盤に咥えて磨くも何処までやっていいのか
加減がわからず綺麗になら無い
シールとの接触面は、EX側のカーボンが取れ無い
耐水ペーパーで削ってしまいたいが、、、
切れてしまったガスケットを切り出す
純正品もまだ手に入るが、当然手間はかかるが安い
カーボン落としに、塗装の剥離剤がいいとアドバイス有り使って
真鍮ブラシでここまで来たが、落とし切れ無い
人生初のバルブ摺り合わせ
タコ棒をスリスリすると、最初はジョリジョリするが
抵抗が無くなってくるので離して、広がったコンパウンドを
擦り合わさる面に戻してを繰り返す
バルブコンパウンドは、細目を使用
摺り合わせの状態を光明丹を使って確認する様だが
持ってい無いので、合わせ面の状態を見て判断
バルブコンパウンドの後にホワイトダイヤモンドで仕上げ
黒かった当たり面もまともな状態に?
当たり面(帯)が均一になった
これ以上やると、ロッカーアームのクリアランスに影響しそう
減っていくって事は、クローズとオープンの両方のシム調整が必要になると思う
両方のバルブを入れて、ロッカーアームの取り付け
本来なら、この状態で状態確認(漏れ)するところなのだろうが
ひどい状態からここまで綺麗にすれば、多少なりとも良くなっているハズだろう
この後、夕暮れの暗い車庫の中でシリンダーにヘッドを組み付けた
暗がりの中でやったせいもあってヘッドが上手く合わさらず苦労
おそらく、オイルラインの小さいほうが合っていなかったか
ズレたまま、途中までナットを締め込んでしまったので一抹の不安が残る
再度、ナットを緩めてやり直して
最終的には、スッーとシリンダーとヘッドが合わさったので大丈夫か?
オイルが漏れなければ大丈夫だったって事で、ダメならやり直しすればいいか
追記
ヘッドを組み付ける際に、ベベルシャフトの腰下との結合は
腰下は、分解した時の状態のままにしておいたので
(本来ならピストンのカーボンも取りたかったが)
ヘッドも元の状態(合マーク)にして組み付けた
締め付けトルクは、規定4kgなのだが、4本中のベベルギヤの上のナットが締めにくい
フレームとベベルの頭の狭い隙間でストロークが短い
準備した3種類のOリング、ベベルチューブのOリングは細くて使えなかった
5個も入ってお得と思ったが残念!
後は、ヘッドカバーとキャブをつければ良いだけなのだが
本日、車庫前にも雪が積もる季節となって
暖房の無い車庫での作業は限界が近い
では、また