DUCATI MHR
ヘッドOH忘備録
不調原因の一つ発見
再びエンジン不調
ベベルギヤのO・Vのポンチマークを確認して結合
(O側のカムのポンチマークは未確認のためシャフトのキー溝が上になる所として)
結合ミスの不安は解消したのでキックを開始
O側に火は入ったようで、ヘッド周りに付着したオイルが乾いて煙が上がる
あれっ?
V側は不発して片肺に
何度もプラグを交換しているのでプラグの良し悪しもわからなくなってきた
プラグは、ガソリンで濡れていたので交換
スパークを確認して取り付けた
エンジンは始動するも
O・Vともに火は入っているが(エキパイは熱くなっている)
アイドリングもままならない状況で
状態は更に悪化している
アクセルを煽ると失火しているので
ガスが薄いのかもと
チョークを引いて始動すると
失火せずにアクセルに回転がついてくる
もう訳がわからん!
エンジンは始動しているのでヘッドの取付は間違っていないはず
思い返せば、両方のヘッドOHが終わってエンジン始動が出来て
アイドリングもしていたので
最初のこの時点で、ヘッドのOHを疑うべきではなかったのだ!
思い返して、スマホの始動動画を確認すると
力強くしっかりアイドリングをしている
だけど、状況は更に悪くなって
アイドリングもしない><
原因を考えると
訳が分からなく気分が悪い・・・・・
原因の消去法(原点)
ヘッドOHの組み立て再確認
ポンチマークの確認
V側のポンチマークを合わせる
この時、O側のポンチマークが合っていることを確認
カムのポンチマークが見つからなかったが
オイルを拭き取って、必ず有るはずだと探したらあった!
これでV側のヘッド取り付けが間違っていなければ
O・Vのヘッドの取付は間違っていないことになる
再確認をして、ホッとしたというか
じゃあ原因はなんなのよって!
点火系(ハーネス)の確認
O・V共にプラグのスパークは確認しているが
過去にピックアップのハーネスの接触不良時に
同じような不調があったことを思い出す。
この時は配線を張替え乗り越えた
そして、2年前ぐらいに再び症状が出てカプラーと配線を張り替えて対処
いずれも、ケース外から配線を継ぎ足して張り替えている
不調に原因はこれだった!
(これであってくれ!)
ヘッドのポンチマークが合っていたので電装系を確認
簡単に手が付けられるピックアップから
抵抗値の測定したところO・V共に測定できた
断線はしていないか〜
その後も、O側とV側がショートしていないかなど確認するも以上なし
不調を疑う最後の砦?
O側のピックアップ
V側のピックアップ
ハーネスの表示はV側
故障箇所(1個?)を発見した。
今晩は、よく眠れそうである。
断線の原因は?
ハーネスは、継ぎ足しているがここではなさそう
引いた時は断線しなくて、ケース近くの根元を押さえると断線症状
下の画像と同じ負荷
V側のヘッドを外す際に要領が分からず
当初、左ケースを外さず、ケーブルが当たる所までエンジンを下げた
画像は、ケーブルが噛んでいないがもっと挟まっていたのだろう
この後、ケースを外してエンジンを下げたが遅かったということだ
今後の整備(修理)の方向
ハーネスの張替え
継ぎ足して誤魔化してきたので、ケースを外して
元から張替えよう
これで、不調が解消されれば最高だ。
それにしても、V側の断線・・・
不調だったのは、O側だったのに?
モヤッとが消えない
2025のシーズンが始まってしまったというのに
休みをくれーーーーーーー!
つづく