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初代自作油圧クラッチ

油圧クラッチ化へとりあえず完了<素人整備録>DUCATI MHR

ワイヤーから油圧へ換装できました! これで快適なロングツーリングができるはず。 DUCATI MHR 900 油圧クラッチ化の決算報告 2月のバイクオフシーズン中のこと、ネットを徘徊中に見つけたベベルの油圧クラッチ化の記事をきっかけに始まった、冬眠中だったMHR...

2025/06/23

DUCATI MHR AS UOTANI SP II こんないいなら早く替えれば良かった。。

 DUCATI MHR

点火系の換装


たぶん10年くらい前に交換した、今のIG(M900用)
ノーマルに比べれば、明らかにスパークは強く不調もない
が、、、、

ヘッドをOHしている最中
ベベルヘッドOHのネット投稿を読み漁っていると
点火系の記事も多く、換装に興味が湧いてきた。

凄いスパーク!
アイドリングの安定!
多くのベベルユーザーの定番アイテム!

ヘッドOH作業の終わる頃
OHをショップに依頼したつもりで
高額だったが
とうとう注文してしまった。


ウオタニ前提のハーネス処置






そしてウオタニへ

換装前に、キャブの燃調・同調

換装後に、不具合が出た時に原因特定できるように
ヘッドOH、キャブもバラしているので良好な状態にする。



OH後、総計約250Kmでようやく気持ちよく走れるようになった。
余りにも快調なので、ウオタニにしなくてもよくね?
でも、もう物は届いてしまっているので、やるしかない。


ダイレクトハーネス


ベベル専用のハーネスで、ノーマルのハーネス加工なしで取付出来るが
配線の接続を少なくしてトラブル防止
(ネットで皆さんが言ってました)


記事最初にノーマルを取り外した配線を見た通り
やっぱり、この配線を経由して
ピックアップに接続するより直接の方がいいに決まっている。


純正イグナイターへのポン付カプラーを切断して
(カプラー要らないからこの分値引きしてほしい)

配線の整理

赤線3本(IGへ2本、本体へ1本)=プラス
黒先1本=マイナス(アース)
ピックアップ4本=O側2本(白、緑)、
V側2本(白/黒、緑/黄)
青線1本=タコメーター


uotani SP2 ワイヤーハーネス
900MHR/SS(ダイレクト)

jisaku

最初からこれなら無駄が無いのですが・・・






ノーマル部品の取り外し

良くも悪くも、10年頑張った


接続は、その場しのぎの継ぎ接ぎ状態


取り外す時に、他の線が痛みそうで怖い


イグナイターは、左右ボルト2本で固定されているだけ


パキパキのハーネス><

ウオタニと接続に使用する必要な線を確認



プラス線=茶色(IG用2本、イグナイター1本、使用は1本のみ)
ピックアップから出ているハーネス4本=V側2本、O側2本
車体(アース)=黒色1本
※メインハーネスのアースと共にボルト締め



本体とIGの取付

専用ブラケットに取付


取説の画像を参考に組み立て


車体への取付がうまくいかない?


取説の位置へ付けようとすると本体とIGが
取り付けできないことはないが、チャンネルの切り替えが厳しい


本体とIGの合体変形

IGの固定カラーのナット位置を変えて組み立て


IGの固定ボルトを利用して本体を合体


プラグコード

当初は節約して、これまで使用していたホットワイヤーを再利用と考えたが
10年以上使用していて、ウオタニの取説にも新しいものを使用と書いてあったので
どこのプラグコード散々迷った挙句、NGKのハイテンションコードとなった。


ウオタニの指定は直径7mmに対してNGKは8mm
NGKの取説には、コードを加工してはならないとあるが
カッターで削り、7mmに近づける


ペンチを駆使して形を整えノギスで測って7mmくらいにやっとなった


車体への取付

合体したまま取付可能



プラグコードとフレームの隙間も問題無し
本体の固定が前側のみで後頼りないので、アルミ板で支持
タンクを取り付けてもマップの切り替えができる


(火傷注意だけど)







ピックアップの極性

付属のハーネスを加工してピックアップの4本を接続

極性を確認するために仮付で確認した。


ウオタニの配線図の通りでOKでした。



アイドリングするMHR!

仮付配線でスパークテスト

キックをするとパチパチとスパークを確認し安堵
M900のIGよりはやっぱりハッキリとした火花が確認できたが
驚くほどの強くない?!

点検に使ったプラグは改装前に使用していた物で
ギャップ調整をしていなかった



新品プラグを用意して、ギャップを1.3mmに調整
(ウオタニ推奨のギャップは、1.1〜1.3mm)


左がノーマル、右が1.3mm ちょっと不安になるくらい広い

バッチバッチのスパーク!

これまでの30倍(感覚的)の火柱が飛んだ!

早速、タンク・外装を取付て換装前のキャブのセッテイング状態



キック3発で始動、エンジン始動直後なのにアイドリング!

安定していて、反対に排気音がおとなしく感じた?

心配はないと思うがピックアップの極性確認で近所を一回り

調子がいいというか、全く別物のパワーを感じた。



100kmのテスト走行

ウオタニを取り付けた多くのオーナーが言う通り

絶大なる効果を感じられた。

反対に、今まで調子がいいと思っていたことがウソ!?

もっと早く取り付ければ良かった。

費用対効果は大!

マップは、「0」の状態だが、4〜5千が楽しくなる

mhrにアクセルを開けろと言われているようで

危険な世界へようこそ!



ガスがかなり濃い目で、プラグは煤けていたがアイドリングはするのだ



まとめ


ウオタニ効果は「素晴らしい!」の一言でした。


追 記

ウオタニ効果で、ついついアクセルオープンを楽しんで

プラグの焼け具合を見ながらセッティング

シンクロ


それならばと、同調がとれればと更に高みを目指したくなって

バキュームゲージを引っ張り出した。


なんと言ってもアイドリングが力強いのでやりやすい。

同調が取れるとは、こう言うことかって

回転がスムーズで、アクセルのレスポンスがいい

排気音が綺麗!?

表現がムズイが、雑音が無いと言うか、静か?

アイドリングが静か?なので

信号待ちで、つい不安になってアクセルから手が離せない

ちゃんとアイドリングしているけど、まだ信頼していない


もっとシンクロしたい・・

やはり同調を取るならアナログよりデジタルが欲しくなる

ツインキャブの同調に特化した同調計があるがどれも高額!

10年くらい前に、アストロで販売していた「TWINMAX」

メーターはアナログだが、2つの負圧差を単純に表示される機材である

現在版は、LED表示の物が販売されているが、やっぱり高額!

自作するにも、ハードルが高すぎるし、結構な経費が必要

デジタルマノメーター

マノメーター=2つの流体の圧力の差を測定


以前作った、自作のマノメーター
ケチって、ホースが短かったので使い物ならなかった

安物買の銭失いか?


デジタルマノメーターは、密林で多く販売されているが
どれも測定範囲が小さすぎて、キャブの同調に使うには難がある

AUTOOL PT520


密林やオクでも手に入りそうだが、お試し価格では無い
大陸からだと、密林の半分以下だったので迷わずポッチっと
送込み5千円弱だとはいえ、使えなければゴミ同然に
これを繰り返したら、立派な同調器が買えてしまう

注文から、わずか1週間で配達された。


同調が1kps以下であればいいのかが定かでは無いが
アイドルスクリューで0に近づけると、アイドリングは安定している。

アクセルワイヤーの引きを合わせるのが、中々難しくて
アクセルを開ける時は、同調がバラバラに
アジャスターを固定する時にまた変わる

スロットルを少し開けたまま固定して合わせるのがいいみたいだ

どうしてもスロットルの煽った時は
加速ポンプも参加してくるので訳がわからなくなる。

これは(PT520)、これでキャブの同調計としては使える。
アナログのバキュームゲージのように流量を調整して針の暴れを
調整する必要がないのもいい

プラスになったりマイナスになったり
負圧差が表示されるけど、0表示が多くなってくればいいとしよう
(キャブ専用同調器ではないので)




その後、300kmほどのロングツーリング





ウオタニのマップは「1」
ウオタニと同調の相乗効果か?

楽しいのだ!

では、また